オタク生産メモ

同人誌作る時のメモとか

小説同人誌を出すときに用意するものと決めること

小説同人誌を出すときに、大まかに用意すること決めることを書きました。はじめて本を作るときの参考になればと思います。
 

用意するもの

  • 本文
  • タイトル
  • 奥付に入れる名前と連絡先
  • お金(印刷代)
この4点は本人以外にはどうしようもないことです。頑張ってください。
本文は自分で書くしかありません。がんばりましょう。量ですが、厚みにこだわらなければ数千字でじゅうぶん本になります。本というのは1枚の紙を半分に折った4ページぶんがひとつの単位になっているのですが、究極をいえば本文が4ページ+表紙の紙1枚でも本です。文庫サイズであれば1ページの文字数は1000字に満たない量ですから、5000字もあれば大丈夫です。気軽に出していきましょう。
タイトルも自分で決めてください。診断とかメーカーとかお題の単語を使う場合は本にしていい規約か確認をしましょう。
奥付に入れる名前と連絡先、そもそも奥付とはなにかというと本の(多くの場合)一番最後のページにある「誰が書いてどこで刷ったか明記してある場所」です。印刷所によって必ず入れる必要があるフレーズは異なるのですが、名前と連絡先はほぼ確実に入れる必要があります。名前は別に本名じゃなくていいです。また連絡先をSNSアカウントだけにしたい場面があると思いますが、SNSのアカウントは鍵とかかけられるので必ず連絡がつくメールアドレスが推奨されていることが多いです。Gmailかなんかでいいのでメールアドレスを作りましょう。
お金は用意してください。
 

決める必要があること

  • どの判型(本の大きさ)にするか
  • 本文(扉や奥付もふくむ)のデータをどう作るか
  • 表紙と裏表紙のデータをどう作るか
  • どの印刷所にするか
  • 紙をどうするか
  • PP加工をするか
いろいろありますね。決めやすい順番に見ていきましょう。
 

どの判型(本の大きさ)にするか

本は物理物体なので大きさがあり、印刷のしやすさとかの都合で規格があります。小説同人誌の場合、多くが以下のどちらかです。
  • A5:A4を半分に折った大きさ
  • 文庫:A4を1/4に折った大きさ(=A6)
(そのほかの大きさもありますが、そういうのを作りたい人はこの記事以外を見てください)
小説の同人誌を作りたい人はたいてい同人誌を持っていると思うので、A4のコピー用紙かなんかを半分や1/4に折って手持ちの同人誌と比べてください。手元にない場合は折った紙を比べてください。
なぜ本の大きさを最初に決めるかというと、本の大きさによって使える印刷所が限られたり、デザイナーさん(後述します)に制限が出たりするからです。もちろん大きさは予算とも関わってきます。
A5と文庫のどちらにするかはマジで好みであり、よくツイッターでアンケートがとられていますがメチャメチャ割れていてぜんぜん参考になりません。
しいてメリットを言えば、A5は表紙がデカいので遊べて、1ページに入る文字の量が文庫より多いため紙代が節約できます(印刷代も何ページ印刷するかで変わりますので少し安価に作れます)。文庫は一般的な商業の本に近いかたちに仕上がり、1ページに入る文字の量が少ないため、厚みが出しやすいです。
決めましょう。
 

本文(扉や奥付もふくむ)のデータをどう作るか

小説なのでたぶん字だけですが、入稿するためのデータを作る必要があります。テキストがあればいいわけではなく、
  •  本文のページのデザインを決める(1行何文字なのか、1ページ何行なのか、どの書体(フォント)を使うのか、ノンブル(ページ数を示す数字)はどこに入れるのか)
  •  上のデザインに本文テキストを流し込み、ページ数を確定させる
  •  扉のデザインを決める
  •  奥付のデザインを決める
  •  作ったデータを決まった形式(多くの印刷所ではPDF入稿が推奨されています)で保存する
こういった作業が必要になります。結構あります。やるにあたっては以下の2つの方法があります。
  1. 人に任せる
  2. 自分でやる
見ていきます。
1.人に任せる
本文のデザインを決め、本文テキストを流し込むことを「組版」と呼びます(厳密には違いますが、とりあえずそうだと思ってください)。「小説同人誌 組版」で検索すると、組版を有償でやってくれるデザイナーさんがたくさん出てきます。スキマやココナラといったスキルマッチングサービスを介する場合、BOOTHで商品として購入する場合、Webサイトから連絡する場合などがあります。書き手はテキストを用意すればよく、納品されるファイルの形式はほとんどの場合PDFです。
フローはたいていの場合以下の通りです。
 連絡をとる→見積もる→正式に依頼する→完成している原稿・奥付のテキストを送る→PDFが納品される(修正が可能な場合:→修正依頼をする→修正PDFが納品される)
このあいだのどこかのタイミングでお金を払います。
依頼する前に、あるいは見積もりをとる段階で、以下を確認すると話が早いと思います。
  • 印刷所を決めておく必要はあるか
  • ページ数がわかっている必要はあるか(ページ数によって金額が変わる場合があります)
  • 原稿を送ってから納品まで何日かかるか
  • 修正をお願いできるか(回数、金額、再納品の日程など)
  • 奥付や扉をお願いできるか
  • 代金はどうやって支払うか(各サービス経由・クレジットカード・銀行振込など)
注意点というか限りなく努力することとして、「修正のない原稿・テキストを送る」ことを心がけてください。PDFにしたあとで修正するのは技術的にはできますが、めちゃめちゃ手間がかかります。よろしくお願いします。
2.自分でやる
人にお願いしない場合自分でやることになります。がんばりましょう。
  • 印刷所や個人が配布しているテンプレート(ほとんどがWord)を使う
これが早いです。「(本の大きさ) 小説同人誌 テンプレート」とかで検索すると出てくるやつを使います。たいていWordです。iPad用のPagesとかもたまにある。奥付や扉・目次もテンプレが多く配布されています。印刷所のテンプレートを使う場合は、なるべくその印刷所を使うほうがいいかと思います。他社テンプレートNGの印刷所もありますので気をつけましょう。また「奥付(とか)にクレジット(製作者の名前・サイトURLなど)を入れる」必要がある場合があります。利用規約は絶対読んでください。
  • アプリやWebアプリに用意されたテンプレートを使う
「威沙」「縦式」「TATEditor」など、同人誌制作をサポートしてくれるアプリケーションやWebアプリがあります。テキストを用意するとものすごい勢いで入稿用データを作ってくれるやつです。デザインを自分で細かくコントロールできる/する必要があるものと、テンプレートから選ぶものがあります。テンプレを使うとなにも決めなくて済みます。詳しい操作方法は各アプリの説明を読むか、有志がインターネットに書いている使い方を読みましょう。
書き忘れたのですが「パソコン持ってないのでWordが使えません」という場合、ほぼこれ一択かと思います。
  • 自分でデザインし、なんらかのソフトで作成する
これは沼です。上下左右の余白をどれくらいにするかとか、フォントをどれにするかとか、1行何文字にするかとか、そういうことを全部決めたうえで、それを何らかのソフトやアプリを使って再現する必要があります。めちゃちゃWordが使えるとか一太郎とかInDesignが使える場合はそうしてもいいですがそういう人はそもそもこの記事を読まなくていいですね。自分でデザインする場合、商業本のデザインをまねするのが早いです。A5の2段組については日本には「文芸誌」という小説を載せるのが専門の雑誌がいろんな会社から1000円くらいで出ているので参考になるでしょう。文庫は商業文庫を参考にするのがいいかと思います。そのうえで上記アプリなどを使ってがんばることになります。念のためですがデザインを丸パクすると元デザイナーの著作権を侵害することになるので、あくまで参考にしてください。参考にです。怒られます。
 

表紙と裏表紙のデータをどう作るか

本文が決まったのでそれを包む表紙をどうするか考えます。表紙は1枚の紙であり、表表紙と裏表紙はつながっています。なので実は作るデータは1個でいいです。表紙に絶対入れるべき要素というのは実はないのですが、たいていはタイトルとか書いた人の名前とかジャンルとかを入れます。あなたには決めた本のサイズのほぼ倍の大きさの白紙が与えられています。好きにしていいです。はい。なんもわかりませんね。
絵を描いてくれる人がいたりデザインをしてくれる人がいたりするとラッキーですが、そうでない場合を説明していきます。
表紙も以下のやり方があります。
  1. 人に頼む
  2. 印刷所のサービスを使う
  3. 自分で作る
見ていきます。
1.人に頼む
「同人誌 表紙 デザイン」とかで検索すると膨大な量のデザイナーさんがでてきますが、絵なしで小説をやってくれるデザイナーさんとなるとめちゃめちゃ多いわけではありません。大体のフローは以下の通りです。
 連絡をとる→見積もりをする→正式に依頼する→タイトルなど入れたい要素のテキストを送る→デザイン案をもらう→決める→納品
これも本文のデザインをお願いするときと同じく、
  • 印刷所を決めておく必要はあるか
  • 原稿を送ってから納品まで何日かかるか
  • 修正をお願いできるか(回数、金額、再納品の日程など)
  • 代金はどうやって支払うか(各サービス経由・クレジットカード・銀行振込など)
を確認します。
また表紙特有の事情として
  • 背幅(本の厚み)をデザイナーに伝える
必要があります。
背幅ですが、同じページ数でも使う紙によって厚みは異なります(後述)。紙の厚みは1枚だとほぼ誤差なのですが20枚くらい重なると結構差が出ます。そのため本当は紙の種類とページ数をもとに計算した背幅を伝えなければいけないのですが、デザイナーさんというのは忙しく、たいていは「数か月先に納品してもらう予約」をとることになります。なので依頼の際には「まだページ数と背幅はわからんのですが大丈夫でしょうか」と添えておき、わかり次第(決め次第)伝えることになると思います。
具体的にどういったやりとりでデザインを決めていくかについては各デザイナーさんのお作法があると思いますので、Webサイトとかツイッターとかココナラとかを見てやりましょう。
2.印刷所のサービスを使う
「プリントオン」「しまや出版」ではフルオーダー、「booknext」「しまや出版」ではセミオーダーのサービスがあります。
フルオーダーというのはイチから作ってもらうやつで、セミオーダーというのはある程度決まったデザインに決まったフォントで文字を入れていくやつです。アイディアや完成イメージがある場合はフルオーダーがいいと思いますが、なんかよくわからん、どうにかしてくれ、という感覚の場合セミオーダーのほうが事故が少ないと思います。
3.自分で作る
めちゃめちゃ決めることとやることが多いので省略しますが、自分でも作れます。「canva」などのWebで完結するサービスを使ったり、Wordでどうにかしたり、InkScapeとかのフリーソフトAffinityなどのシェアウエアAdobe税を払ってIllustratorを使う、そういう方法があります。頑張ってください。
 

どの印刷所にするか

本文と表紙のデータの算段がついたので、印刷所を決めていきます。
印刷所はめちゃくちゃたくさんあります。上段で「本文テンプレートを使っている」「印刷所の表紙作成サービスを使っている」場合は考えなくていいですが、そうでない場合説明を解読していくことになります。
決める条件としていくつか判断基準になりそうなものをあげておきます。
  • 印刷方法
  • 表紙で使う色の数
  • 部数の刻み
  • かかる日数
  • いろいろな割引
まず印刷方法です。表紙と本文は別に刷るので、それぞれ以下から選びます。
  • オフセット印刷(大部数に強い・印刷がきれい・比較的高価)
  • オンデマンド印刷(少部数でも刷れる・出来上がりにやや癖がある・比較的安価)
ほぼこのどちらかです。自分が刷れる部数と財布と相談します。出来上がりの癖というのは、オンデマンド印刷はざっくりいうとコピー機と同じ仕組みで、インクではなくトナー(色のついた粉)を使うので、オフセットと比較すると色がのった部分が粉の厚みのぶん盛り上がり、ややテカリがあります。小説の場合本文はほとんど字だけで、文字の部分にしかトナーがのらないため、あまり気にならないことが多いです。表紙は比べるとわかることもあります。ぶっちゃけ最終的には財布と相談です。
表紙で使う色の数については、「4色印刷(フルカラー)」「モノクロ印刷」がほとんどです。金のかかりは4色>モノクロです。なぜなら4色は同じ紙に1色ずつ4回刷るから。お金や表紙デザインと相談して決めてください。「単色印刷(インクの色を選び、その1色で刷る)」とか、「多色刷り(インクを複数個選んで刷る)」とかは仕組みがわかっている人向けなので省略します。
部数については、オフセットの場合多くは50部・30部単位で増減し、最低部数も多いことがままあります。オンデマンドは少部数から発注できるのがほとんどで、印刷所によっては1部刻みで作れることもあります。
かかる日数については普通の料金で頼むとだいたい納品日(たいていはイベント開催当日)の7~14営業日前くらいが締め切りです。締め切りを破ったときには「割増」というのがありますが説明しません。逆に「早割」というのがあり、納品日からめちゃめちゃ余裕をもって入稿すると安くなります。こちらは使いましょう。
いろいろな割引は、印刷所によってさまざまです。先述の「早割」は多くの印刷所に実装されています。あとよくあるのが特定のイベントに納品してもらう場合、ちょっと安くなるという「支援イベント割引(みたいな名前のやつ)」です。そのほか「遊び紙(表紙と本文の間に挟まっているなんかきれいな紙)が無料」とか「いいインクが使えます」とかいろいろありますが、よくわからん場合は「早割をめざす(割増には近づかない)」「イベントが割引対象の場合はちゃんと申し込む」の2点をおさえればいいと思います。
 

紙をどうするか

印刷所と印刷方法が決まりました。本文はもうある(ありますよね?)ので、それを刷る紙を決めます。
紙、それは意味不明な数字とか記号が入っているファジーな名前の何か。プルダウンリストに30個くらい並ぶ紙の名前を見て意味不明になる人も多いと思います。なのでまず紙の名前の構造を説明します。
淡クリームキンマリ90k
これはよく本文で使う紙の名前です。「淡クリーム」:紙の色の名前、「キンマリ」:紙の種類の名前、ここまではまあなんとなくわかります。
「90k」
これが意味不明です、そしてたいていの紙に90kとか72.5kgとかの数字がついてきます。これはなんなのか。平たく言うと「紙の重さ」です。その紙がある単位の枚数(ほんとうはロール状なので面積です)そろったとき、どれくらいの重さになるか。例示のばあい、90kgあることになります。なんのためにそれを表示するのか? それはプルダウンリストを見るとわかります。
淡クリームキンマリ90k
淡クリームキンマリ70k
同じ名前で重さが違う紙があるわけです。この場合(たまに例外はありますが)70kのほうが軽く、軽いということは薄いということです。あなたの本が100ページくらいならあんまり気になりませんが、400ページくらいある場合、薄い紙のほうがいいでしょう。そういうことを決めるために紙の名前の後ろには重さ≒薄さが書いてあるのです。それを踏まえて表紙と本文の紙を選びます。
表紙
いろいろあります。いろいろ選べます。なんでもいいのですが、たいていの印刷所には「基本はこれですね」というアートポスト130㎏とかの紙があります。それでいい。キラキラした「ミランダ」とかが使いたい。使いましょう。でもなんもわからないなら印刷所がお勧めしてくれるやつがいいです。なお表紙は厚すぎると「しなり」が弱くなりめくりにくくなります。
本文
いまは小説の話をしていますが、市販の小説の本(文庫でも単行本でもいいです)の紙を見てください。真っ白ではなくクリームがかっているものが多いはずです。実は真っ白×真っ黒ってコントラストがつきすぎて案外読みにくいので、オタクに向けて刷るときもクリームっぽい色の紙がいいと思います(どうしても真っ白にしたい人はしましょう)。
印刷所によって違いますが、「小説の本文におすすめの紙」みたいなのがだいたい書いてあります。先述した「淡クリームキンマリ」や「美弾紙ノヴェルズ」「書籍用紙」などいろいろあります。これは印刷所の取引先が扱っている紙の種類や、持っている印刷機との相性があります。なので基本は「用意されている紙」から「クリーム色の」「分厚すぎないやつ」を選ぶといいと思います。分厚すぎないやつってなに?ですが、個人的な感覚として本文の紙は分厚くても90kgまで、60~70kg台がめくりやすく、裏写り(裏のページの字が透けて見えるやつ)がないと思っています。
本文の紙を決めると、(ページ数が確定している場合は)本全体の厚さが決まります。最近は計算してくれるところが多い。これは「デザイナーに伝える」「自分で使う」どちらの場合でも必要なのでメモしておきましょう。
 

PP加工をするか

紙でだいぶ消耗していますが最後にこれだけ決めてください。PP加工をするかです。PPって何。それは本のカバーに貼ってあるビニールみたいな質感のテカテカしたシール状のもののことです。これがあると「ほかの本にインクやトナーが移るのを防げる」「シワになりにくい」「濡れにちょっとだけ強い」などのメリットがあります。いっぽうで「紙に印刷したときと色合いが若干異なる」「紙の質感はけっこうなくなる」こともあります。貼ってあるほうが保管が安心だとは思いますが、とにかくどっちかに決めてください。
なおマットPP/ベルベットPPなどと呼ばれるちょっといい感じになるPPや、ホログラムPP(ビックリマンみたいになるやつ)などもあります。やりたかったらやりましょう。
 
はい。以上で「用意するもの」と「決めること」は揃いました。これだけで本が出せるわけではないかもしれませんが、必要最低限の準備にお使いください。なおこの記事では具体的な印刷所や紙の名前はほとんど出していません。それは抽象度を下げると説明することが8倍くらいになるためです。具体的な話(この印刷所を使いたい、このデザイナーさんにお願いしたい、この紙を使いたい)は、その名前で検索するか実際に人間や窓口に問い合わせをするのをおすすめします。こちらからは以上です。
 

小説同人誌用A5二段組の書体見本・組版見本PDFをBOOTHにて公開しました

今いるジャンル(アイドルマスターSideM)で自カプの小説本の本文入稿用PDFを作るサービス(https://bloomblue64.wixsite.com/blooomblue)をやっているのですが、そこで使える書体と3種類の組版設定(A5、2段組)の見本を作ってBOOTHにて公開しています(DLは無料です)。
 
何かの参考になるかもしれないのでこちらからもリンクを貼っておきます。
(ショップ内には二次創作BL作品・年齢制限作品もありますのでご注意ください)
 
 
作成環境について、OSはWindows10、使用ソフトはInDesignCS6です。また、サンプルには青空文庫より宮沢賢治銀河鉄道の夜」を使わせていただきました。
以下、PDFの内容です。
 
書体見本(Windowsバンドル書体)
・游明朝Regular
 
書体見本(有料書体)
・秀英明朝L
・筑紫明朝
・筑紫Aオールド明朝
・イワタ明朝体オールド
 
書体見本(無料書体)
・源瑛こぶり明朝(https://okoneya.jp/font/genei-koburimin.html
・源瑛ちくご明朝(https://okoneya.jp/font/genei-chikumin.html
・しっぽり明朝(https://fontdasu.com/1081
・はんなり明朝(https://typingart.net/?p=44
・さつき現代明朝(https://fontdasu.com/1604
 
組見本
・きつめ(27文字×26行×2段)
・ふつう(27文字×24行×2段)
・ゆるめ(27文字×21行×2段)
 
組見本の版面についてはいずれも下記のアキで作成しました。
天:12mm
地:18mm
小口:13mm
ノド:19mm
段間:10mm
 
PDFにも書きましたが、私はふだん「きつめ」を使用しています。この組だと85000字で72Pほどになります。
以上、なにかのご参考になりましたら。

A5・2段組小説のレイアウト・組版設定

今日はA5の2段組小説本を作るときにわたしが使っているレイアウトを公開します。

 

参考にしたのは「新潮」の設計です。  

新潮 2020年1月号

新潮 2020年1月号

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/12/07
  • メディア: 雑誌
 

  「新潮」は新潮社から出ている純文学系の文芸誌で、A5・平綴じの小説のための組版がなされています。他の純文学系文芸誌と比べるとややきつめに組まれており、これは完全に好みですが気に入ったので参考にしました。

他の純文学系文芸誌ではもうすこしゆるい組み方をされているため、ここでは「新潮」に準じた組版を「きつめ」、多数派を「ふつう」、よりゆるいものを「ゆるめ」としています。

また、サンプル文章は青空文庫より坂口安吾桜の森の満開の下」を使用しています。

レイアウト・組版に使用した使用ソフトはIndesignCS6です。

ここではIndesignでレイアウトするときに必要な情報を出していますが、一太郎、Wordで組版をする際にもこの設定は流用できると思いますので、参考にしてください。

 

天地とかノドとかって何?

まず情報に付随する各所の名称を図示します。

f:id:bloomblue:20191217145808p:plain

いきなり天地とか言っても意味不明だと思いますが、要は余白の場所の名前のことで、小口というのはページをめくるほう、ノドは綴じてあるほうです。

 

また、行間と行送りの違いについては以下の通りです。

f:id:bloomblue:20191217145843p:plain

行送りというのは「文字も含む」行の幅のこと、行間は純粋な空白のことです。

 

では上記説明をもとに実際に組んだ結果画像を交えて紹介していきます。

 

実際に組んだ画像つきデータ

きつめ(これを多用しています)

f:id:bloomblue:20191217145911p:plain

フォントサイズ:9pt(12.7Q)
行間:5.3H(行送り18H=4.5mm)
1段27文字×26行
段間:10mm
天:12mm
地:16.55mm
ノド:19.325mm
小口:13mm
100P前後であればノドがきつくて読みにくいことはありません。より分厚い場合はノドを広げる必要があると思います。

 

ふつう(多くの文芸誌)

f:id:bloomblue:20191217145930p:plain

フォントサイズ:9pt(12.7Q)
行間:7.3H(行送り20H=5mm)
1段27文字×23行
段間:10mm
天:12mm
地:16.55mm
ノド:21.825mm
小口:13mm
これは割と標準的な組だと思います。私はこれだとページ数がかさむのであんまり使いませんが……。

 

ゆるめ(かなりゆるいです)

f:id:bloomblue:20191217145949p:plain

フォントサイズ:9pt(12.7Q)
行間:9.3H(行送り22H=5.5mm)
1段27文字×21行
段間:10mm
天:12mm
地:16.55mm
ノド:21.825mm
小口:13mm
かなりグスグスに組んである感じですが、ルビを多用する場合などはこれくらい行間があってもいいのかもしれません。

 

以上参考になれば幸いです。

 

小説に感想を送ろうと思ってマシュマロを開いて30分悩んでいる人向けの記事

感想~~~! いいものを読んで作者に感想を届けたくなりマシュマロ画面を開いて30分悩んで何も書けないことの多い感想。今日はその中身とtipsについて話します。基本的には小説に向いていますがマンガでも頑張れないことはない。

 


読書感想文の定型に縛られるな

日本には読書感想文とかいう悪習がありますね。なんか課題図書を読んで心洗われて人生を考え直すみたいなテンプレのやつ。あれのことはまず一切すべてなにもかも忘れてください。あれは少なくともオタクがオタクに感想を伝えるときに役に立つものではありません。同様に段落頭一字下げも引用時のカッコの使い方もどうでもいいものです。全部忘れましょう。いや別に使いたいなら使ってもいいですが、それならこの記事を読む必要はありません。

 


感想に最低限必要なもの

まず世の中のありとあらゆる感想の最小限の構成を見てみましょう。必要なのは以下の3つです。


「相手の名前」
 →あて名は大事ですね
「作品のタイトル」
 →どれについてなのかはっきりするといいですね
「あなたの感情」
 例:
 ・よかったです
 ・最悪でした


以上です。


ハ?と思ったみなさんへ。世の中の長~~~~~~い感想は全部これがベースです。「あなたが○○さんの『■■』という作品に心動かされたことを○○さんに伝える」、すべての感想はこれができれば成功です。感想のうまいへた(というのはは私は存在しないと思いますが)は、その掘り下げ方とか、角度によるものです。基本はこれです。
そして感情の動かされは常にプラスとは限りません、別にマイナスでもいいんです。世の中の創作はホッコリするものばかりではありません。読後感が最悪になるように書いたものにマイナスのコメントがきたらそれは狙い通りなわけです。
もちろんこれは荒らし行為を推奨するコメントではありません。作者が意図していない最悪をあなたが感じた場合は感想とか送ってないで記憶を消すことをお勧めします。


もうちょっと役に立つ話して

ではテクニカルな話をします。


「どこに心動かされたか」を伝える

あなたはそのストーリーのどこに心を動かされましたか? この具体性を付与すると感想をもらった人は具体的に喜べるようになります。あのセリフ入れてよかったな。思うツボだな。そこにひっかかるとは予想外だな。嬉しみが複雑化し、あなたの感情はより細やかに相手に伝わるはずです。
べつに感想の日本語がこなれてる必要はないです。
「○○が△△と言ったところ」
「□□がこう行動したところ」
そのあとに素朴な感情を書き添えればいいわけです。紙媒体なら○ページの○行目、Webで読める小説なら「>○○~の部分がとくに素敵で」とかいう感じで引用しちゃってもいいと思います。


「感情がどう変化したか」を伝える

感想としては「エモかったです」で全然問題ありません、これはこれでパーフェクトな回答です、しかしあなたの感情は風に揺らされる水面の木の葉のように複雑な動きをしていませんか? それを具体的に日本語にすることはできますか? できるならするといいのではないでしょうか。書く時には上の方法と組み合わせます。
「○○の場面ではドキドキしました」
「□□という台詞は期待どおりでした」
かなり感想が具体的になりました。
感情の変化を表現する言葉を知らない? そういうときにはインターネットの便利なサイトを使います。
日本語シソーラス 連想類語辞典
https://renso-ruigo.com/
たとえばこのサイトで「感動」で検索するとなんか100個くらいバーっと出てきます。コピペしましょう。べつに悪いことではなく、そもそも書いてるほうも自分の語彙というものはぜんぶどっかからのコピペです。何の問題もありません。

 


「その作品に対して自分がどう行動した/したいか」を伝える

これは感情とは別に、身体表現/行動を伝えるという方法です。
「床を転がりました」
「30回読み増した」
「友達の分も買いました」
こういうやつです。あなたの感情の奔流を表すのにもしこういった動作、行動が的確なら書いて悪いことはありません。繰り返しますが書き手としては「自分の作品で相手の感情が動いた」のであればその時点で100点なので、あとは基本的に全部加点です。
ただし公序良俗に反する行為、オタクのルールに反する(例えば電車の中で読みましたとか)ものは喜ばれない可能性もあります。そこはなんか良識で量ってください。

 


人により感じ方が違うワードたち

ここからは時と場合と人間関係による表現です。


「読みやすい」
なんかツイッターで3ヶ月に一度くらい吹き上がっていますがこのワードを「バカにされた」と取る人がいるそうです。「ぐいぐい引き込まれた」「ページをめくる手が止まらない」などだとたぶん怒られないです。そういうことです。


「○○さん(プロ作家)のようだ」
その作者が○○さんのフォロワーであることを公言している場合はアリかもしれませんが基本的に喜ばれ率は低いと思います。あとパスティシュ・オマージュ・トリビュートの場合とかは思うツボポイントが稼げるかもしれない。


「○○さん(アマチュア作家)のようだ」
これは喜ばれ率メチャ低だと思います。なんか……喜ばれる場面が私にはわからん……。

 


怒られてもメゲナイ

いろいろ書きましたが書き手がどう受け取るかはぶっちゃけ全然わからなく、メチャメチャ好意的な感想を送ったにもかかわらず何がどうして怒られたのかわからないまま痛罵の限りを尽くされる可能性はゼロではありません。それでも感想を送る行為は書き手の励みになる可能性が高いです。メゲずに送ってほしいと思います。


以上です。

表紙絵を依頼するときに準備してほしいもの

 同人誌の「表紙イラストを依頼」するときに必要な情報をまとめました。

 この記事は「表紙イラスト」のみの依頼を扱っています。デザイン・レイアウトはイラストを描くこととはまったくく別のスキルです。自分が「何を頼んでいるのか」はっきり自覚して依頼しましょう。

 記事の最後にコピペ用のテキストを置いています。

 

 

基礎情報

まずどのサイズのどこで使うイラストが何枚ほしくて、どういう印刷方法で刷るのかを伝えます。表紙の印刷方法は正直字書きにはあんまり関係ないですが絵描きのなかには色の出方・精度などを気にする人もいます。気をつけましょう。

イラストを使う部分

 表表紙のみ/表紙と裏表紙(イラスト1枚)/表紙と裏表紙(イラスト2枚)/そのほか(挿絵など)

 通常の本であれば「表紙のみ」なら縦長のイラストに、「表紙と裏表紙(1枚)」なら横長のイラストになります。伝え損ねると大変なことになるのでしっかり伝達しましょう。

本の判型

 A5/文庫(A6)/新書/そのほか

 これがわからないと描き始められません。

背幅

 未定/確定(  mm)/予定(10mm未満/20mm未満/30mm未満/それ以上)

 これは表紙と裏表紙がつながっているイラストの場合のみ伝えれば大丈夫です。

印刷所

 決まっていれば伝えましょう。印刷所にはそれぞれ癖があり、絵描きさんは印刷所の癖を知っている可能性があります。

印刷方法・色数

 オフセット/オンデマンド

 フルカラー/モノクロ/多色刷り

 CMYK入稿・RGB入稿

 先述した通りオフセットとオンデマンドでは色の出方・表現の精度に差があります。また多色刷りなどにしたい場合は彩色方法が変わるため対応できない方もいます、事前に必ず伝えてください。

 CMYK入稿とRGB入稿についても、鮮やかな色を使えるかどうかなどイラスト制作の制限が異なるため、かならず伝えるてください。

ラフ締め切り

1回目提出締め切り 

納品締め切り

 このパターンでは「ラフ提出」→「確認」→「1回目提出」→「修正依頼」→「修正後納品」の1回修正を前提に3回締め切りを設けました。それぞれ何日までに欲しいか必ず明記しましょう。また「字書きの都合で確認・依頼が遅れた場合」は、絵描きが割を食うことがないようにしてください。

 確認・修正の回数は事前に必ず決めておいてください。また絵描きも自分と同じくらい(かそれ以上に)忙しいことを念頭に置いてください。修正がうまく反映されなかった場合は自分の表現力のなさのせいです。

謝礼

 明記し先に約束したほうが絶対トラブルになりません。お金を払うのか、近県にするのか、粗品を渡すのか、などがあげられるとおもいます。内容は話し合ってください。

 

つぎにイラストの内容について具体的に指定します。描いてほしいイラストの具体的なイメージがある場合の①と、ない場合の②に分けます。

 

①具体的なイメージがある場合

背景の有無

 人物だけのイラストがいいのか、背景まで描きこんだイラストがいいのか指定してください。

5W1H

 いつ

 どこで

 だれが

 なにを

 どうした

 なぜ(心情など)

 場面指定はなるべく具体的にしましょう。これ以外でも例えば二次創作ならば「本編の〇話のあたり」「まだ〇〇のエピソードは起こっていない」など説明を添えると親切です。髪型・服装などに変化があるキャラクターの場合はどの格好がよいのかも伝えましょう。

人物のポーズ、表情などの指定

 これもなるべく具体的に書きましょう。

イメージカラー

 人物のみの場合でも必ず伝えてください。影を暖色で入れるか寒色で入れるかなど、絵描きが迷う場面を少しでも削ることを心がけてください。

モチーフ・テーマ

 イラストの中に取り入れてほしいモチーフ、作品のテーマなど、5W1Hや色で伝えきれない部分を書き添えてください。

避けてほしい要素

 これは絶対に書いてください。修正作業を減らすためです。書かずに依頼して何か見たくないものが描かれてきても自業自得です。

似たイメージの写真・画像・商業本など

 参考になりそうな画像があれば添付したほうがより具体的に伝達することができます。

 pinterestにまとめてURLを送るのが便利です。

www.pinterest.jp

 

②具体的なイメージがない場合

背景の有無

「よくわかんないけど描いてくれたらうれしいなあ」ではありません。指定してください。

描いてほしいキャラ

  ひとりなのかふたりなのか、誰なのか、衣装は公式準拠でよいのか、など、自分がいま想像できる範囲でいいので書いてください。

作品のあらすじなど

 無からは何も生まれません。着想のもとになる情報を描き手に提出してください。

イメージカラー

 出来上がりが何色の本がいいか、入れてほしい色など、少しの情報でも描き手の負担は減ります。

モチーフ・テーマ

避けてほしい要素

 より漠然とした依頼になる場合はこのふたつを漏らさず指定してください。ラフができてからの「そうじゃない」は書き手の指定が悪いせいです。

 

以上、ざっとになりましたが、参考になれば幸いです。

 

以下コピペ用

 
基礎情報
イラストを使う部分
 表表紙のみ/表紙と裏表紙(イラスト1枚)/表紙と裏表紙(イラスト2枚)
本の判型
 A5/文庫(A6)/新書/そのほか
背幅
 未定/確定(  mm)/予定(10mm未満/20mm未満/30mm未満/それ以上)
印刷所
印刷方法・色数
 オフセット/オンデマンド
 フルカラー/モノクロ/多色刷り
 CMYK入稿/RGB入稿
 
ラフ締め切り
確認締め切り
納品締め切り
 
謝礼
 
 
①具体的なイメージがある場合
 いつ
 どこで
 だれが
 なにを
 どうした
 なぜ(心情)
人物のポーズ、表情などの指定
イメージカラー
モチーフ・テーマ
避けてほしい要素
似たイメージの写真・画像・商業本など
 
②具体的なイメージのない場合
背景の有無
描いてほしいキャラ
作品のあらすじなど
イメージカラー
モチーフ・テーマ
避けてほしい要素
 
 

 

【小説同人誌】小説本文のデザイン可能なサービスまとめ

小説同人誌を出すにあたり、Wordでの組み方がわからない、よりクオリティを上げたい。そういう希望にこたえてくださる小説本文デザインサービスをまとめました。
 
 

ajide dojin design

1冊トータルプラン 10000円~
 

Design+

表紙/目次/本文/奥付
PlanB
表紙ないしカバー1案+本文 12000円
表紙ないしカバー2案+本文 13500円
(ページ数300ページ以上は追加料金発生)
 

Inky-Design

「全部丸投げプランA5」 18000円(表紙・本文組版・事務ページ・PDF化まで)
「全部丸投げプランA6」 20000円(上記+カバーデザイン)
 

IZUMIYA DOJIN DESIGN

本文まるごとプラン 5000円
※Word使用とのこと
 

MUSICA DOJIN DESIGN

小説本文デザイン可能(価格不明・要相談)
 

SG

小説本文デザイン 4000円~ 
 
また見つけ次第追加します(最終更新日 2019.7.2)
 

【小説同人誌】表紙デザインサービスまとめ

小説同人誌を出すときに悩むのが「表紙」です。絵を頼めればいいけれど、予定が合わない時もある。自分でデザインしようにも、どうしたらいいかわからない。 
そんなときのための「小説同人誌」に特化した表紙デザインを請け負ってくださるデザイナーさんのまとめです。
 
 
 

ajide dojin design

イラスト無OKの模様(過去実績より)
表1-4プラン 6000円~
1冊トータルプラン 10000円~
1冊トータルプランは本文デザインあり。
 

BIZARRE

rucawa.wixsite.com

イラストデータがなくてもOK(FAQより)
おまかせコース(色違い2パターン提案) 4000円
ディレクションコース(3パターン提案・リテイク2回まで) 10000円
 

CADEAU

DESIGN ISANA

イラスト無もOK(各メニューより)
文庫本ライトセット(テンプレート選択式) 6000円
表紙・ライトプラン 7500円
表紙・こだわりプラン 12000円
 

Design+

イラスト無OK(各Planより)
PlanA-1
表紙ないしカバー1案 6000円
表紙ないしカバー2案 7500円
PlanA-2
表紙ないしカバー1案 3900円(修正対応少なめ)
PlanB
表紙ないしカバー1案+本文 12000円
表紙ないしカバー2案+本文 13500円
 

hatoco///

イラスト無もOK(メニューより)
表紙デザイン 6000円~
 

hike design

イラストなしの《plan A》設定あり
《plan A》まるごとコース 3900円
《plan B》おてがるコース 5800円
 

HOSHIKUZU DESIGN

小説コースあり
小説本表紙/カバー 8000円
 

huit.

小説OK(FAQより)
同人誌表紙デザイン 8500円~
 

Inky-Design

表紙/カバー(イラスト無) 10000円
本文組版なども含む「全部丸投げプランA5」「全部丸投げプランA6」もあり
 

IZUMIYA DOJIN DESIGN

シンプル表紙プラン(1案のみ) 3000円
本文まるごとプラン 5000円
その他は要問合せ
 

little by little

文字入れコース(モチーフ有) 6000円
オールデザインコース(イラスト・モチーフ無) 7800円
 

mellow design works

www.mellow-dw.com

スタンダード 5000円~

 

METEOR DESIGN.

小説をメインにされている模様(FAQより)基本的に「ほぼおまかせ」。
SELECT CHOICES(ほぼおまかせ) 3500円
 
 

MUSICA DOJIN DESIGN

表紙デザイン 価格不明(応相談)
おまかせデザイン(イラストなし) 8500円
本文デザインも可能(要相談)
 

nacochi design

nagumo3.wixsite.com

イラストなしでの依頼もOKの模様(Portfolioより)
表紙デザイン 8800円~
 

nzdesign

SIKIMA経由で依頼ができる模様
 

plus ALPHA

小説デザイン表紙コース 金額不明
例示として謝礼5000円/納期7日
 

?(question_mark)

 
イラスト無の場合はクリエイティブ・コモンズ(cc0)の画像データを使用して表紙を作成(Aboutより)
料金は応相談?
 

SG

イラスト無OK(priceより)
表紙デザイン 10000円~
小説本文組 4000円~ あり。
 

Shibanote Design

coco.boy.jp

イラストなしもOKの模様(Planより)
まめしばプラン 5000円~(リテイク3回まで無料)
しばいぬプラン 10000円~(リテイク15回まで無料)
 

T it E.

yatom-nk.themedia.jp

イラストなしデザインOKの模様(同人誌デザインページより)
イラストなし 9800円
イラストあり 11000円

 

Ⓤ⑥designumiushi666design.wixsite.com

まるなげコース 3000円(イラストなしOKの模様)
こだわりコース 5000円
よくばりコース 30000円

 

Y/Odesign

ynodesign.tumblr.com


表紙デザイン(イラストなし) 10000円

 

小説もOKの模様(過去製作実績より)
表紙デザイン(1案)5000円
 

カタミチデザイン

katamichi.work

表紙デザイン10000円(修正2回まで)
ブックデザイン15000円~(修正2回まで・価格はページ数により変動)
2020年3月1日~休止中とのことです

 

岸和屋

写真素材などを自分で用意する必要あり
表紙デザイン+タイトルロゴ作成 5000円
 

とうの*同人誌Design

 

ブックデザイン.コム

同人誌表紙デザイン(イラスト提供無) 8000円
ヒアリングシート有

 
山羊のレシピ

twitter.comtwitterのDMから依頼ができる模様 

 

やすみ屋

料金は応相談
 
また新しく見つけたら追加します(最終更新日 2021.12.7)